私が資格試験を・・・（7）

前の晩別のワインスクールの授業があったので
東京に泊まり朝早い新幹線で名古屋へむかいました。

朝からとても、暑いのを覚えています。私は会合とか
講演など、椅子のあるところでは一番前に座る事を
心がけています。
それは、後ろの方で
居眠りをしているのも一つの手ですが講師や先生の
顔が間じかに見れないと集中できないからです。
その時すでに何人かの人は来ていましたが
一番前の席が空いていました。私は躊躇することなく
座ったのですが隣に座っておられたのが、あの華昇さんでした。
なんとソムリエを受験されるとのこと。それから、現在まで
ワインを共通の話題としておつきあいしていただけるとは　
その時は思っても見ませんでしたが、なんとなくウマが
会う不思議な縁で今もネットを通じアドバイスを受けたり
励まして頂いたりしています。彼女のワインに対する情熱と
1本1本のワインに愛情を持った接し方には感銘すらおぼえます。
　ワインアドバイザーの2次試験の発表は実技がない分だけ
早く発表になるもんで、運良く合格のハガキが届いた時
家族の次に電話をしたのは華昇さんでした。
我ことのように喜んでくれたのをいまでも印象に残っています。
　この年齢になって試験を受けるきびしさや、
時間的、また肉体的にもかなり、束縛されることもありましたが、正直うれしかったです。
何をいい年をしてと、思われるかもしれませんが・・・
資格をとったから、明日からワインがどんどん
売れるわけではありません。イタリアのDOCGを全部暗記
していればワインが特別
美味しくなるわけではありません。
私達のこの資格がお客様のワイン選びや、楽しくお飲み
いただくことのお手伝いに少しでもお役に立つならば、
こんなに嬉しい事は
ありません。
どうぞお気軽に一緒にワインをたのしみましょう。